そろそろ、真実を記載しておきます
ちなみに、公開する目的は、偽物を意図して売っている人への営業妨害では無く、日本で本物の認知が増えることと、そもそも本物が判らなければ、偽物もわからない事実があるからです。
メーカーが、細かく、オイルのラベルや、印刷、箱、細かい事を1年に一度以上変更するのは何故なんだろう?
輸入して5年ぐらいは静観していました。当時は、私も、偽物があると思っていなかったからです。
正規が本物、並行が偽物。そんな単純な構造では無く、偽物は、正規でも出ている事実をわかって欲しいと言うことです。
米国の参考小売価格程度で並行商品が売られ、本物として売られている以上、情報公開は必要と思いました
偽物はどのオイルでもある
これは、輸入メーカーの方、輸入商社の方、通関をしている方に聞いた結論です。認知されている商品であれば、何でも偽物は存在する。
逆に言うと、ロイヤルで偽物が無いはずが無い。当たり前でしょ?と言うことです。
【追記】
某大手パーツメーカーの輸入商社では、あまりに偽物が多いので、トラブル防止のため、ディーラー以外の納品を止めたらしいです。
20年前、チューニングパーツだけで無く、純正パーツの偽物があると聞いた時、他人の話でしたが、本物を手に入れることだけで手間が掛かる世の中になっています。
偽物の存在を知る(レッドツリーが)
アメリカでレースメカをされていた方から聞いたのが最初です(現在は、基地関係者を主体に整備されているそうです)
その方は、本物を購入するために、所属していた米国のレーシングチームから購入していたとのことでした。
・偽物は存在し、2種類ある。
完全な偽物、ロイヤルパープルが2割ぐらい入った偽物がある。
その方は教えてくれました。その上で、信頼できるところで買わなければ、本物は買えない事も教えてくれました(空輸のコストまで掛けない)
その上で判りやすい例を教えてくれました。その方は米兵相手に整備をされていたのですが、米兵の持ち込みのロイヤルの存在です。
ちなみに、話をした当時で、1本7ドル程度という話でした
・米兵が持ってきた物(米国で普通に購入でき、自分で使う、もしくは売る目的で買った商品)でも、偽物がある
2割ぐらいおかしい商品が存在し、確認は面倒(実際テストも、分析もしたそうです)。結論は、商品価格も高く、送料も掛かるのに信頼できるレース屋から購入するに至ったと(日本の正規よりは安く、正規も本物を保証してなかった)。
偽物を実際に見る
端折って言うと
客からロイヤルを使いたいと言うオーダーがあり、使用(購入は、店舗側がネットの同じ所で注文)。
毎回駄目になったと定期的に交換に来る。交換した時には非常に良くなっているのだが、ロイヤルパープルはそんな程度か?と言う問い合わせがありました
そんな状態が数年続いたらしいです。
ちなみに、定期的というのは、距離でも期間でもなく、お客様が体感で連絡してくるそうです。
とりあえず、現物を見て、パレットに移し、触り匂いを嗅ぎ、その時点で偽物とわかるぐらいの駄目な偽物でした(普通のオイルにロイヤルを添加した商品。)
店主と話をしてみると
・内容量が全て異なる(最大80CC違っていた)
・2000キロ持たない
・オイルが駄目になったと申告されるのはこのオイルが初めて(30年以上やられているベテランの整備士の方でした)
その上で、箱も残ったボトルもとっておられたので(2回分も)、箱を見て納得。違和感の塊でした。
偽物の告知
実際告知してみると、想像以上に、偽物の報告が多かったです
・抜いたら透明のオイルが出てきた
最初は、紫で、レースで使用後、透明のオイルが出てきたそうです
その上で、2年連続でその状況だったそうです(都度、購入したそうです。)
こんな、想定外の報告まで出てきました。
10日で数十の報告が来て、想像よりも酷いと言うことが判りました。この時点で、正規業者からのおかしい商品の報告も上がっていました。
結論
ロイヤルの偽物はあります。
そのためにも、まずは本物をつかう、最初は添加剤をつかないこと。
これが重要です。
重要なことは、誠実そうに売っていても、商標権がつく商品の販売は 本物を売ることは義務です(本物という必要も無いし、売り手側が本物と言うことを証明しなければならない)。日本では、弊社も含めて2021年段階では誰もやっていませんでした。
弊社は、カルメットの倉庫から引取で輸入しています(業者も1業者のみ)
追記
おそらく、Fuel Evo関連で、問題視されている人が居るかもしれません
当時、ロイヤルをどんなに宣伝しても、結局並行から買われてしまう。そのための苦肉の策でした。
燃料はオリジナルでした(ただ、これも今となったら、ほんとかどうか不明です、ただ、市販品のボトル替えではありません。それぐらいの効果は、私が売っていた時にはありました。)。
代理店を辞めたので、他の方に購入権を譲ったら、ブローする車両が何台も居たそうです(ほんとうにすいません、最短は、インラップで、お亡くなり)。
ちなみに、当時聞いていた、量が毎回バラバラだとか、・・・・、どこかで聞いた話と同じです。
ただ、今となっては、これは本当に間違いだと反省しています。それと、その後のヒントになったのかもしれません。
弊社の取扱業者様には、ロイヤルとして卸していたのは、本当です。
参考
本物は、下のように箱に入っています
そして、糊付けです
箱も厳密に言うと、違うんですけど・・・・・
上は、お客様から鑑定依頼があった偽物商品(XPR10W40)
弊社から他のショップに遷り交換。
新品オイルにも関わらず、交換前より油圧が落ち、そういうことがあるのか?と言う相談でした。
おかしいオイルの相談を受ける時、この入れ方をしている場合が多いのも気になります。
鑑定依頼があった、オイルその2
この商品はボトルの形から違いました。
ロイヤルの偽物がある事実をどうしても認めたくない人が居るようですが、問題は単純では無いことをお伝えしておきます(超擁護しているかた、偽物出たら、幇助とかにならないのか、逆に心配です。)
事実
・本物ラベルの裏側は白
・添加剤には内蓋がある
・油圧は急にドロップしない
・添加剤を入れて、ロイヤルのライフが長くなる商品はほぼ無い(最短で1日)
時間があればパート2に行きます