統一地方選挙
ブログに政治的な事は、書くべきでないかも知れません。
しかし、今回の統一地方選挙は、要注目でした。
やはり、大阪市、府議会選挙です。
都知事も、注目点ではありますが、最後に、石原氏が出た時点で、他の候補、難しいと思っておりました。それ以上に、震災は、彼を後押しすると思ったからです。
そして、大阪。
結果は、府では維新の会。過半数獲得、市は33/86。
市議は到達できませんでした。
今のパワーゲームでは、10ぐらいなら、平気で動きそうな気もしますが、さて、この現状、橋下知事は、どう動いていくのでしょうか?
それにしても、平松市長、もう少しだけ、正面から議論をして欲しかったですね。
都構想、中身がないと言うのは、良いと思うのですが、これに関しての説明は、橋下知事の説明の方が少し理にかなっていると思いますし、もう少し、戦って欲しかったなと言うのが感想です。
ちなみに、橋下知事全面賛成ではありません。
彼の政治手法は、危うさは、感じます。
しかし、日本を考えた場合、変えられるところから、変えるしか、未来はありません。
自民党政権が終われば、二大政党制になれば、変わるだろう。。。。。。
僕もそう思ってきました。
しかし、民主党政権、ほんとにぼろぼろです。
出来ないだけなら、まだ良い。
けれども、出来ないばかりか、表面の取り繕いに終始し、現状を認めず、より悪化しています。
これは、野党で、批判や理想論だけ言えば終わり、つまり、現実感や覚悟無く、野党でいた証拠です。様々な意味で現実を知った時、そこに正面から対峙していくのは、想像以上の力が必要なのは、一般常識ある人なら、判るはずです。
最後に、震災、総理にとっては、最後に、男になれるチャンスだったはずです。
あそこで、政治主導、特例で、どんどん日本をリードしていれば、見直されて、下手すると、良い意味で歴史に名を残していたかも知れません、、、、残念です。
そこで、橋下知事です。
彼は、知事選も、民主党のように、明らかに、理想論を言っていたはず。
彼の違うところは、なんだかんだと、批判されながら、着実に、実行しています。
ヨーク考えて欲しいのですが、選挙前、理想を幾らでも、吐くことは、可能です。しかし、ほとんどの方が、着任すると、どんどんトーンダウン。中身が微妙な形だけの実行が関の山です。
僕が、期待するところは、その部分。
竹中さんが、ある番組で言っていました、大臣になっている期間、私財を1億ぐらい投入(言葉を濁しておられましたが、、、)、その上で、優秀なブレーンで回りを固めておかないと、官僚に振り回される、その上で、トップの強烈なリーダーシップがないと、実行できなかったと。
(竹中さんは、賛否両論有るのは、知っています、その上で、否の目線で見たとしても、それを実行するのに、それだけの労力が必要だった、、、、、)
日本には、変わりたくない層が確実にいます。
そこを少しでもいじろうとすると、強烈に反発を食らいます。
基本的に、政治公約的なところは、そういう相手を相手にすると言うことなのです。
本人の能力だけでは、不十分です。中途半端な意志も、駄目です。
民主党にしても、言っていたことは、ほんとに実現できると思っていたはずですw
今までの良い政治家は、長年政治家をやり、力をつけて、何とかしがらみの狭間で調整をとりながら、自分の政治信条を実現してきた。これが、有能な政治家だったのだと思います。
橋下知事は、マスコミ人気と、交渉力、経済的背景、この辺で実現されてきたのだと思いますが、基本、結果論です。大阪を変えてきているはずです。
一本調子な所は非常に危ういです、しかし、変わらなければ、変わらない。
大阪からの改革、ほんとに願ってます。
市長選、どう出るんだろうか?
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