2006年2月アーカイブ

車は好きなのですが、ランニングを少しでも浮かせるために、消耗品や安く入る物はできるだけ安く入るように、昔からいろいろ画策してきました。

学生の頃、ガソリンスタンドでバイトや、某ポル屋の役員と仕事していた時期も遭ったので、様々な物を安く入れて仲間内に流したり、パーツを輸入したりといろいろやってました。

その中でも、なかなか解決できなかったのがオイルでした。

当時から、高級オイルを1000キロぐらいで交換を繰り返していたのですが、非常にイイってオイルとの出会いがありません。

オイルは知っている方ならご存じのように、宗教と同じような物で、チューナーによって意見は変わり、雑誌を見ても評価はそれぞれ異なります。

＠3000円以上のオイルを使って、いろいろ探したり、聞いたりして、試しては見る物の、なかなか解は見つかりませんでした。

10年近くあがいて、経験則で判ったことは、エンジンオイルは、ある意味大差なくて、気を遣う人、使わない人のギャップが大き井事でした

700PS超えて、競技に使っているような方でも、T○とか使っていたりとか、早く交換をして、そこそこのオイル入れていれば、OKかなと気づいてきました。

エンジンオイルが原因でブローすることは、最近のオイルでは、まず無いです（そこそこのオイルなら）。もちろん、自分の車には、判っていても、定価ベース4000円以下のオイルを入れることは、ありません。

その次に、一番のポイントはミッションオイルです。

これは、オイルによって、上下の差が激しいと言うことが、いろいろ見ていて気づきました。競技系で使っている人なら、理解して貰えると思いますが、ミッションって壊れる車は、消耗品と言われるほど、半年で1度飛んだりして、オイルにもくにも非常に厳しい環境だったりします。例えば、走行会と言われる草レースっぽい物で、1日20分が3回程度の走行でも、ハードな使い方すれば、終わる頃には、MTやデフの入りが渋くなったり、効きが悪くなったりします。良く考えれば、判るのですが、通常のユーザーは、MTやデフにオイルクーラーなど付けてません、つまり、最初からオイル容量が少ない状況下で、オイルを冷やす環境が無いのですから、オイルに過酷と言えば、過酷なんですよね。

つまり、ミッションオイルが良いブランドは、エンジンオイルも良いブランドといえます。しかし、これがわかっても、結論が出ないのが、この世界。確かに6000円程度するオイルは、良いのですが、ライフが短かったり、コストパフォーマンスという店では、微妙な製品が殆ど。更に言うと、品質も、絶対的に良いとは断言できるほど、絶対的な物が無い、これが本音です。

特に、環境問題で、細かい成分調整が行われてからの、オイル品質の変化もあり、更に複雑になってます。

こういう背景下で、様々な人に、何のオイル使っているの？ってきくようになってしまい、良いオイルかなと思うと、自分でも試すのですが、定価ベースで4000円以上のオイルを、おおよそ1000キロ弱で交換するような、オイル交換をしていると、劇的に変わることも少なく、難しいなと、思ってきました。レーシングオイルやスペシャルブレンド的な物もいろいろ試したのですが、そう変わることもなく・・・・・・、より迷宮にはまります。

おおよそ、

・オ○○もしくはもう一つのオ○○○を使用
・利用しているショップのお勧め、もしくは、オリジナル
・格安オイルを、短期間で

この3つに判別されるなってかんじです。

で、そういう課程で、出会ったオイルが、このRoyal Purpleです。

また、バチモンちっくな、眉唾モンかなと、最初聞いたときは思っていたんですが、ネタ元が大絶賛。ネタ元の彼は、この業界も長く、裏も知り尽くしている人間、更に言うと、相当な理論派且つ、現実派なので、例えば

俺、「どこのチューニングショップが良いんだよ？」

彼、「絶対的に、薦められるとこなんてねーよｗ」

俺、「やっぱり？」

彼、「おめーなら、知ってるだろwwwww、とりあえず、自分の車が、壊れなきゃ、悪徳ショップでも何でもいーんだよｗ」

と、彼がもつネットワークの広さと知識で、ぶっちゃけトークをかましてくれる、素敵な人なのですが、その彼が、大絶賛して教えてくれたのが、このオイルなんです。

ちなみに、彼は、これを絶賛する前、某オイルメーカーから、スポンサード請けて、レースもしていたのですが、スペシャルブレンドでレースしていても、そのブランドのオイルの批判をがんがんしてくれ、非常に、素晴らしい情報源でした（というか、オイルだけでなく、様々な知識は広いんですが）。そういう彼が、一気に乗り換えた事で、僕も信用したのですが、上記のような人間ですから、とにかく、絶対的な物じゃない限り、僕のような人間には何も勧めないんですよね。ショップ然り、パーツ然り、、、、。

彼、「今試しているオイルあるんだけど、相当良いぜ、、、」

僕、「どんな感じ？」

彼、「入れ替えて、ドラッグレース一発目で判るんだよ・・・・・・」

そこから、表記できない、オイルの裏話がとんとんと続き、そこのショップのデモカーなどで回したときの差、このオイルの良い部分をさんざん聞きました、彼から、今まで聞いたオイルはそれまでに2種類あるのですが、はっきりと、その2社よりも、現実的に良いと断言したのでした。

と、長い前置きでしたが、その後、自分の車や、僕の周りの本気組に試して貰ってみたところ（というか、情報元の、様々な情報は聞いていたので、安心はしていたのですが）、かなり良い結果が出たので、それからは、とりあえず、今のオイルになってます。

このオイルの特徴（値段が安い以外）

・低フリクション

・高耐熱

・高ライフ

・耐乳化性

とにかく、この４つにつきます。今まで安いオイル入れていた人なら、入れて即判ると思います。

排気温度も、若干下がる傾向にあるのと、ブローバイも吹きにくくなり、低摩耗性からか、燃費の向上も見られます。これだけ、良い部分だけ書き連ねると、眉唾物ですが、値段当たりのコストパフォーマンスは非常に高いです。しかし、オイル交換の時、ミッションや、デフの金属粉がマジで減るんです（と言うか無くなる？）よね。。。

今まで、ミッション＆ギヤオイルに悩まれている方、一度おためし下さい。他社から、乗り換えは、良い値段出しますのでｗ

長いこと連ねましたが、かなり良いですｗ